ひとくち

地域イノベーションパートナーシップ事業

2010-09-17

本日は関東経済産業局にて「関東地区地域イノベーションパートナーシップ推進会議(通称 RIP’S事業)」が開催され、出席してまいりました。1昨年までは「IT経営応援隊」としてユーザー企業向けにIT活用のための支援を行ってまいりましたが、昨年からRIP’S事業として、ユーザー企業とITベンダー支援の事業となりました。

関東甲信越静で12事業がユーザー企業やITベンダーの支援事業を行います。各県がそれぞれ各地域の特色を生かした支援を行っていく予定です。山梨では、ユーザー企業向けにはWebサイトの活用支援に重点を置いて、事例セミナー、Webサイト構築の手法を学ぶ研修セミナー、および構築支援の無料コンサルティングを実施します。まずは、9月29日にWebサイトの活用で業績を上げられている企業をご紹介するIT事例セミナーを開催します。ご案内はこちら

また、ユーザー企業とITベンダーのビジネスマッチング事業を検討中です。最近、中小企業の体力が落ちており、単独で自社システムを開発するだけのITへの投資が困難になってきました。このような中で、ユーザー企業とITベンダーを1対1でマッチングすることは非常に難しいと考えています。これからは、業界の中で基幹業務でさえ共同でシステムを利用する時代ではないでしょうか。インターネットをベースとしたクラウド、SaaSがこの共同化を後押しします。

このようなことを考えて、同じ業界の中で競合同士が同じシステムを利用している事例を探していますが、日本では同じ系列化での共同利用しか事例は無いようです。(もし、事例がありましたら、お知らせください)しかし、産業が集積している地場産業では、その業種に特化したSaaSを共同利用することにより、互いの受発注業務を電子化し、納品リードタイムを短縮させ、事務作業のコスト削減を実現できると考えます。この場合、共同システムの開発も地域のITベンダーが共同で開発、運用することが重要となります。業界で1つのシステムを利用するためには、業界としての標準化も必要です。標準化、共通化、共同化、これが、私のキーワードです。

台湾の大手半導体メーカー4社が、EDIの標準化作業を進めているそうです。競合する企業同士ですが、日本では、どうしてこういった標準化が進まないのでしょうか。隣の敵に目を奪われていると、外の敵にまとめてやられてしまいます。今は、何事も団結して一緒に課題を解決する時代ではないでしょうか。

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