2月25日企業連携によるシステム共同化事例セミナー
今回セミナーでは複数企業でシステムの共同利用をされている事例をご紹介します。
情報システム投資は中小企業にとって大変な重荷であり、古いシステムを使い続けている企業も多いかと思います。このような中、業界で共同システムを稼働させ業績をあげている事例や、共同システムでITコストを大幅に削減している事例などが出始めております。
今回は、まだ事例の少ない中で、システムの共同化とEDIの業界標準化を推進されている企業を招聘致しました。
1社は中小企業が共同でシステムの標準化を進め、トレーサビリティを共同運用している事例であり、もう1社は、系列企業と下請け企業の情報システムの共同化と、一方でトヨタの1次下請けとして、全トヨタのみならず自動車工業界全体に標準化されたEDIを浸透させていくことを企業理念として推進している企業の事例です。
業界内で如何に連携していくかという課題はIT以外でもいえることでありますが、インターネット時代が始まっている「IT」の世界では待ったなしの状況下といえます。
事実、台湾では半導体の大手メーカー4社がEDIの標準化を進めていると聞き及んでいます。
このような中、日本の企業は何をすべきなのか。トヨタの下請けでは、今回、招聘しました小島プレス工業㈱様が標準化作業を推進し始めました。
今回のセミナーでは、地場産業といった、ある程度自分たちで標準化できる世界と、業界全体、ひいては関連業界まで巻き込んだ標準化という大きな世界の動きを紹介したいと思います。
セミナー案内:
1)ITビジネスマッチングセミナー
「企業連携によるシステム共同化事例」
日時: 平成23年 2月25日(金) 14:00~17:00
会場: アイメッセ 4階小会議室((財)やまなし産業支援機構)
http://www.yiso.or.jp/messe/access.html
2)講演内容:
1)講演「呉服業界で共同してトレーサビリティを公開するシステムを構築」
講師: 株式会社 織彦 代表取締役 樋口 恒樹 氏
2)講演「組合企業及び取引仕入先が共通で使えるシステム構築」
講師: 小島プレス工業株式会社 菅野 修一 氏
1)講演:「クラウド/SaaS時代におけるシステム共同化について」
講師: NPO法人ITコーディネータ山梨 理事長 岩田 薫
3)お申し込み
以下の講演案内を印刷いただき、下記にFAXで送信いただきますよう、
お願い致します。
FAX送信先: 055-243-1890
(財)やまなし産業支援機構 情報推進課
申込書 : IT_SEMINAR20110225